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植物の病気 … すす病の原因と対策、効果的な薬剤について

2009年07月12日 19:14

 このページでは、草木の病気のひとつである、すす病の原因と、対策効果的な薬剤についてご紹介しています。


 すす病の原因

 すす病は、草花、野菜、庭木、観葉植物、ラン(蘭)類など、多くの植物に、ほぼ一年を通して発生する病気で、特に4月~10月頃にかけて多く発生します。



 すす病は、カイガラムシやアブラムシなどの、吸汁性害虫の排泄物や分泌物を栄養源として繁殖するカビ(黴)がいちばんの原因で、カビ(黴)の繁殖できる場所であれば、葉や枝、幹など、植物のあらゆる場所に発生します。


右の写真では、葉の表面にすす病が発生しているのが、ご覧いただけると思います。


 すす病は、表面が黒いすすの様なもので覆われ、単に美観が損なわれるだけではなく、たとえば、葉がすす病で覆われた場合、光合成が妨げられ、植物の生育が悪くなるといった、深刻な生育障害の原因となります。



 すす病の原因となるカビ(黴)は糸状菌 


 すす病の原因となるカビ(黴)の病原菌は、カイガラムシやアブラムシなどの吸汁性害虫の排泄物や分泌物などを養分として寄生する腐生性のカビ(黴)と、草木の葉や茎から直接養分を吸い取って繁殖する寄生性のカビ(黴)に大別され、それらを総称して糸状菌と呼ばれています。


 腐生性のカビ(黴)が原因の場合、そのほとんどは葉の表面に発生し、寄生性のカビ(黴)が原因である場合は、葉の表と裏面の両方にすす病が発生します。


 すす病は、植物の葉や茎だけでなく、下の写真のように、トマトなどの野菜の果実にも発生します。

susu_02.jpg

 すす病は、そのほとんどが害虫の排泄物や分泌物に寄生するカビ(黴)ですので、害虫の活動が鈍る真冬の間は、いったんは治まったように見える場合もあります。

 ただ、それは真冬の間だけで、カイガラムシやアブラムシといった害虫の予防と駆除の対策を取らない限り、春になればまたすす病の症状が現れます。


 すす病対策に効果的な薬剤


 すす病には、ダイセン、トップジンなどの薬剤が有効とされていますが、いずれも根本的な治療というよりは、対症療法的な側面が強い薬剤で、その効果 も一時的で、散布してもすぐに再発してしまうケースが多く見られます。そのため、根本的な予防対策が不可欠になります。

yakuzaisannpu_01,jpg

 すす病の根本的な原因は、先にご紹介しましたように、吸汁性害虫の排泄物ですので、すす病の出やすい植物ではスミチオン乳剤オルトラン水和剤アクテリック乳剤などを定期的に散布してこれらの害虫の発生を抑えることがいちばんの近道、とも言えます。


 以下に、すす病の原因となる害虫駆除の効果が高く、使い方も比較的簡単、安全で、人気の高い薬剤をいくつかご紹介しておきますので、ご参考になさってください。(詳細な薬効や、安全性については、それぞれの商品詳細ページでご確認いただけます)



 水で薄めて散布する乳剤タイプで、アブラムシ、アザミウマ、スリップス、アメリカシロヒトリなど、幅広い害虫駆除に効果を発揮する、家庭園芸の代表的な殺虫剤です。


,水で薄めて散布するタイプの水和剤で、計量の手間がいらない、便利な分包となっていますので使いやすくなっています。

 効きめはゆっくりですが、長期間にわたって、アザミウマ・カイガラムシ・アブラムシ類やエカキムシ・ケムシ・アオムシ,オンシツコナジラミ・ネキリムシ,ヨトウムシ類・コガネムシ類など、幅広い害虫の駆除に効果があります。


 オルトラン水和剤の効き目はそのままに、草花、背の低い庭木、鉢植えなどの根元や葉にまくだけの使いやすい粒剤タイプです。

 ボトルを持ってそのまままくことができますので、手を汚すことがなく、安心して使うことができます。草花、野菜、バラなどの害虫退治と予防に、その使いやすさと効き目の高さで人気があります。



 水で薄めて使う乳剤タイプの殺虫剤。薬剤が害虫に直接かかって駆除する接触効果と、ガスによる効果を兼ね備えた強力な効果で、オンシツコナジラミ、カイガラムシ、アブラムシなどの幅広い害虫を駆除できます。


 植物の病害虫に効果的な薬剤は、その使い方や、注意事項について丁寧な説明書がついていますので、その説明書に従って使用する限り安全ですが、使い方や用量を守らずに使用すると、植物に深刻なダメージを与える薬害を引き起こすばかりか、作業者の健康を損なう場合もありますので、必ず説明書にしたがって正しくお使いくださいね。


 今回は、草木の病気”すす病”の原因と、対策効果的な薬剤についてご紹介してみました。


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コメント

  1. メアリーさん、ようこそいらっしゃいませ。 | URL | Gp06xE7A

    大切なバラの病変、とても気がかりですよね。

    メアリーさん、大切なバラ、ご心配ですね。

    記事本文中でも触れていますが、
    すす病は、吸水性害虫の排泄物に寄生する
    カビ(黴)のようなものですので、
    吸水性害虫の駆除を行わない限り
    ずっと続きます。

    ただ、冬へと向かうこれからの季節は、
    吸水性害虫の活動も弱まりますから、
    いくぶん病変の進行は軽減されるとは思います。

    とはいえ、春になれば、また害虫の活動が盛んになりますので、
    すす病もそれにつれて多く発生します。

    ですから、病変した部分を取り去るだけでは、
    すす病は軽減されることはありませんし、
    吸水性害虫がメアリーさんのバラに集まる限り、
    すす病が止むことはありません。

    すす病の感染力は、株に集まる、
    吸水性害虫の種類と数で決まりますから、
    害虫の駆除と予防を行わなければ、
    かなり強い感染力を持つと考えて良いと思います。

    それから、すす病が目立つのは葉の部分ですが、
    茎や枝にも発生しますから、放置すれば、
    最悪枯れてしまうこともあります。

    薬剤はなるべく使いたくない、という
    お気持がお言葉から強く感じられますし、
    そのお気持ちもよくわかります。

    けれど、どこかで一度薬剤散布による、
    リセットポイントを作って、
    それから、薬剤に頼らない、病気に強いバラの株に育てる
    という管理のしかたを考えてみてはいかがでしょう。

    ちなみに、わが家のバラは2年越しのチャールストンですが、
    吸水性害虫の多く発生する春先から秋口まで、
    オルトラン粒剤とアクテリック乳剤を交互に使い分けています。
    タイミングは、およそ3ヶ月に一度です。

    同じ薬剤を続けて使わないのは、害虫の薬剤に対する
    耐性、つまり”慣れ”を防ぐためです。

    あとは、基本的なバラの管理方法に従って、
    土と水と光と肥料に気をつけて、
    病害虫に強い株に育てる工夫をしてゆけば、
    だいじょうぶじゃないかな、と思います。

    そうそう、

    季節柄、おうちのバラの葉も
    自然に落ちていっていると思います。

    ですから、現時点での対策としては、
    手を汚さずに、希釈の必要もない
    オルトラン粒剤を株元に蒔いて、
    バラの冬越しという形で良いと思います。

    お役に立てましたでしょうか?
    何かありましたら、またお越しください。

    それでは、また。
    ありがとうございました。

  2. メアリー | URL | Lb0elJ46

    Re: 植物の病気 … すす病の原因と対策、効果的な薬剤について

    病変のバラの葉の写真をブログアップして情報を求めたところ
    こちらのブログを紹介していただきました。
    まさに、この症状です!

    病変の葉を光合成をしているようには見えないので
    むしりとりましたが、感染力は強いのでしょうか?
    薬を使わずに 病変の葉をむしるだけでは
    株が枯れるようなことになってしまうでしょうか?

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